収監ダイアリー

虚栄心、自己治療、責務、手段、自己実現。晒す限りは活かしたい。

2022年5月31日

寝覚めから体調がよくない。

作業をしていても鬱々とする。

壁のカレンダーをつい見てしまう。

何度も何度も見てしまう。

先の遠さに気が滅入る。

府中の時も同じような感傷で、同じような日記を書いてたっけなあ。

同じことを繰り返す自分が情けなくもなる。

ここはエロい妄想でキメようかとトランスを発動する…しかし不発。

とことん調子が悪いようだ。

アモバンの効きすぎなのだろうか。

 

新聞は3,630万円の誤送金問題から、9億円の給付金詐欺へと話題を移した。

新しいヒーローはどんなやつなんだろう。

 

新聞を回収された後、目の前の洗濯バサミの山を見て改めてげんなりする。

現実はつらい。

 

午後から受診のため早めの昼食。肉うどんを流し込む。

病院ではギブスのつかかえのみ。

心なしか細くなっているふくらはぎ。傷むとは弱くなるという事実を痛感する。

処置中はうつ伏せのままされるがまま。治療者と目があることはない関係性。

 

もう思いっきり走れる気がしない。そんな怖さがある。

走り方を忘れなかった罰なのか。

 

部屋に帰って小一時間ほど作業。

やや気分が戻る。

けっこう疲れたってことは休めってことだろう🎵

今日は早めに眠ろう。

 

今のボクを生かそうする原動力は出所後、この日記を清書し、おもしろブログと化したいという欲求だけだ。

 

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小沼丹/小さな手袋 珈琲挽き

日常の風景からユーモアを語る。それが丁寧な人生の歩み方のコツなんだと思う。