テレビではワールドカップで日本がドイツに勝ったというニュースばかり流れてくる。大盛況だ。このムードを「それにしてもドイツの国旗って赤青黄でかっこいいなあ」なんて白けてみてるボクは世が世なら被告人を超えて非国民だ。
頑張る人は尊敬するし成果も祝福したい。けどなんか盛り上がってるから自分もそれに乗じて弾ける体質ではない。体育祭も文化祭もしらけていたしね。
まあオリンピックよりは理解できるけど。国をあげてというか日本中が熱狂というムードには怖さを感じてしまう。
チャンネルを変えたら、カイルさんの永作博美と世界遺産の杏がナレーションバトルを繰り広げている。どっちも意地悪そうなので結局テレビを消す。
日記を書く。黒のインクがもうわずかだ。日用品の支給はコロナ休業中も予定通りなされるのかちょっと心配。
靴下は覚悟していたがTシャツもパンツまで乾いてない。丸一日干して生乾きってのも衛生上どうなんだろう。
朝食は朝から弁当。弁当だと普段はありつけない生野菜と出会えるのが嬉しい。しかもパン食。オムレスにケチャップをかける。なんだかまずい。よくみたら苺ジャムだった。
昼の弁当は白米。10ヶ月ぶりの白米。なんだかめでたいぜ。
夕食はハンバーグ弁当。塀の外を感じる瞬間。ボクにとってのシャバ感は既製品であることなのだ。
それにしても寒い。日に当たろうと窓際に佇んだら余計寒かった。
晴れてるのに寒い。こりゃ冬だ。冬が始まってしまった。
ウスビ・サコ/ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」
空気を読むということは対話のチャンスを逃すこと。空気を読めない人とは、対話のチャンスの人のことだ。
それと沼袋はマリの方が多く住むとうトリビアをここで表明したい。