収監ダイアリー

虚栄心、自己治療、責務、手段、自己実現。晒す限りは活かしたい。

2022年8月13日

お元気ですか。

お久しぶりです。

ボクは今、水戸刑務所にいます。

知ってますよね(笑)。だって手紙と差し入れ本届いてますから。

 

実は、手紙は6月中頃に届いていたんですが、本はまだ所内の会計課にとどまった状態で手渡されていません。何を送っていただいたのか不明なまま…中村さんが間違いなくボクの知人であるか確認が取れないと受け渡されないらしいんです。だったらどうして手紙だけは届くのかって感じですが。刑務所からはその旨の連絡はしているから、あとは返信を待つしか手立てはないとの説明しかなく、中村さんの住所も教えてもらえず、投函するめどもつかぬまましたためる8月13日、なう。

 

手紙では引越されたとのこと。何処へ?

相変わらず都下でしょうか。(改めて書いてみる東京都下ってけっこうひどい言葉ですね)。

最後に中野で飲んでから(歌ってから?)もう半年が過ぎます。

早いような、短いような。納得できるような、できないような。いや、納得しない!

やすやすとは折り合わない、そんな日々を過ごしています。

 

中村さんも忙しいようですね。

誰かが「人生フルスロットルで働けるのは40代までで、そこからは自己模倣になる」と言っていましたが、50代が40代の焼き直しなんてゾッとしません。(だってボクの40代の半分以上は選挙権がないのである。絶賛非国民中)。

ますます折り合わないでやろうという決意が固まります。

(続く)

 

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マット・ヘイグ/ミッドナイトライブラリー

時をかける拗らせ女。映画化しそう。