長かったぜ5連勤。だけど9月ははやかった。
刑務所ってやっぱ作業ありき、つまりは工場ありきなんだな。
工場運営に躍起にならざるを得ないシステムってどうなんだろう。工場がなくても処遇できる刑務所に行きたいなあ。ボクを洗脳できるくらいの思想教育ができる。そんな刑務所に行きたいなあ。
最後の最後で怒鳴られる知的障害気味の新入くん。こんな半介護舎房の収容者に向かって怒鳴りあたり散らす刑務官。男にもヒステリーってあるんだな。
「力の支配」と「力への反抗」で成り立つ世界に運悪く紛れ込んだ部外者的立ち位置からの達観でここでの時間をやり過ごそうと思ったりしていたが、やっぱりやめた。笑ってこの世界の輪に入っていこう。輪に入って笑おう。笑いを探そうと思う。笑うために頭を使って考えよう。心を使って感じよう。そうやって生きて生き延びて生き抜こうと思う。だれへともなしに誓う。
高野和明／幽霊人命救助隊
官本で人気だから借りてみたが…シャブ中の描写があまりにも現実離れしすぎて…追跡妄想はまだしも手首に注射痕ってありえない…本筋に関係のない部分であっても気になるもんは気になる。当事者はリアリティにうるさいのである。途中で断念す。
