こんな夢をみた。
中学の学期末テストの朝。偶然にもテストの解答らしき用紙を拾う。先生が落としてしまったらしい。ボクはついている。ボクはツキをものにして持ち去る。しかし、解答用紙の紛失が公にされたようでテストは中止になる。ボクはついてない。ツキをものにできなかった。
後日、その解答用紙を持ち去ったものは申し出ろと全校集会。もちろんボクは知らんぷり。なのになぜかバレてしまう。証拠のプリントをボクは皆の前でくしゃくしゃに丸めて飲み込む。バレても証拠は押さえられたくなかった。もう学校にも行くつもりはなかったし。
なのに…証拠もないのに担任が親にチクリやがった。担任から耳打ちされて我が子のズルを知った親は…
そこで目が覚める。
夢から覚めて「あー夢でよかった」とはならない。
だってここは悪夢よりも酷い刑務所の独房なんだから。
工場に出役すると新しい刑務官の顔がある。聞くと20代だそうだ。元来そうだったのか、刑務所という特殊な環境がそうさせたのか、何が定かなのかわからないが、とにかく変わった人たちがここには多い。それは受刑者に限らない。刑務官だってタイガイだ。だからこんな若いうちからこんな仕事に就いて心配になる。罰を与える行為を日常にするって心身にどんな影響を及ぼすのだろう。ひび割れてしまわないことを祈る。
松井孝典/地球外生命体を探る
すごく素人向けに書いてくれることはわかるだけに、それでも難しすぎて理解不能に陥る自分が悲しい。