こんな夢を見た。
超高層マンションの一室に何故かいる。壁はジグソーパズルでできている。サイケデリックなケバケバしい雰囲気。趣味の悪いラブホみたいだ。地震が来る。揺れる揺れる。きっと免震構造なんだろう。怖くなって部屋から出る。廊下にはサーフボードが設置されている。しがみつくと猛スピードで一階までぐるぐると回りながら降りていく。こんなところで死んだらみんなからどう思われるんだろうという夢なのに客観的が思考が働いている。
起きたら本当に地面が揺れていた。
いくら地震だって獄中死は勘弁だなあ。あの日、ハッテン場でやってる最中に揺れた時も同じようなことを思ったような気がする。ここで死んだらみんなにはどんな風に伝わるんだろうなあって。まあ、死んだ後の世界には手出しできないし関係ないさって、気にせず腰振ってたけど。
口内炎が群生している。免疫逼迫状態なんだろう。オルテクサー軟膏を処方してもらう。
ついでに日用品も支給される。3,500円の出費。報奨金は500円にも満たないのに…完全に収支のバランスが崩れている。
雷がピカピカ、ゴロゴロ、だけどなかなか雨は降り出さない。焦ったい空。30分ほど経って堪えきれずどしゃぶりがやってくる。くわっと雷鳴で明るくなる空。誰も見ていないのにボクは照らされる。
V・E・シュワブ/アディ・ラルーの誰も知らない人生
登場人物のセクシャリティをいちいち頭で確認している自分のOSの古さに世界が進んでいることを実感できて嬉しくなった。