ハウスダストにも馴染んでしまいもうくしゃみは出ない。
運動場で、あの日アキレス腱を切ったカーブを松葉杖で歩く。もう誰もリレーをしていない。囚人の数少ない余暇をボクが奪ってしまったのだろう。そんな感傷に浸っていたら診察に呼び出された。途中離脱して病院への旅に出る。
添木から犬の匂いがする。OH!MY!DOG!
次回は二週間後。
蒸し暑い一日だった。蒸し暑いと時間ものろい。
しけた日記になってしまった。
川内有緒/目の見えない白鳥さん、アートを見にいく
全ての展示物をつきっきりでガイドした学芸員。ガイドされた白鳥さん。最後には二人ともへとへとになってしまったというエピソード。
学芸員としては至極誠実な態度であるが、その報われなさに対人援助の難しさを想った。