静かすぎる土曜の朝は音のない思念が渦巻き、頭の中が賑やかになる。
HIV の治療は、シャバから継続して行ってくれるのに、どうして依存症の治療は地続きでやってくれないんだろう。
精神科で依存症の治療を受けていたと言ってもそのフォローはいっさいない。
法務省は医療モデルでのアプローチの存在を認めたくないんだろうか。ほんと意味不明である。
常習性が罪の重さに直結するのって医療モデルの文脈で解釈すると「重症だから刑務所に入れておけ」というようなものだ。
(生活モデルに言い換えたならば「障害が重いなら施設に入れるしかない」となる)。
刑務所でやめれた人ってのは、別に刑務所経由しなくてもやめれる人だったてことなんだろうけどなあ。
依存症治療プログラムの本を借りて自習に取り組む。(真面目)
職業柄、何度も読んでるので大して面白くもない。
自分だったら「違法薬物の安全な使い方」。そんな切り口でプログラムやりたいなあ。
きちんと飛べない鳥が、うまく地面に降りれるはずもないように、正しい使い方を知らぬ者にやめ方を学べだなんて難儀な注文だ。
自分なりの薬の使い方について振り返る時間をもつのも面白いと思う。
そしてもう一つは「捕まらないための工夫」。
どうしこの項目がプログラムにないんだろう。
逮捕されることが最大のハームであるなら、それを避けるためのハウツーがあってもよかろうに。(本気)
アナーキーなプログラムになりそうで、考えただけでもわくわくする。
わくわくが昇華できぬまま、もやもやに変わる土曜の夜。
はやく、刑務所行きてーなー。
村上春樹/若い読者のための短編小説案内
村上春樹の直筆が載ってあって、それが結構クセの強い文字で、ちょっと真似て書く練習をしてます。