花曇りの空。
激しい風に桜なんか一気に散ってしまえばいい。
やさぐれている。
朝の起床の音楽は、ディズニーアニメの妖精の森のイメージ。
夢に弟が出てくた。きっと誕生日だからだろう。すごく太っていて少し心配になった。
年度変わりのせいか、昼食にレトルトのエビチリが出る。こんなの出会ったことない。
そして、フロアには衛生さんたちがいない。
配置換え?懲罰?コロナの感染?
よって作業の材料が入らず午前中は何もせずにじっと座って過ごす。
じっとしたままだと雑念も妄想もなりを潜める。
だけども一日の終わりにはいつもと変わらぬ疲労感。
入浴中、誤って頬を切ってしまう。
頬に一本赤い筋。押し出しの効いた顔つきだ。
カットバンをもらいたいが顔剃りを疑われると面倒なので自然治癒に任せる。がんばれ血小板。
浴室の鏡に映る坊主頭をみる。
小さい頃は、丸刈り少年だった。その頃、親から「お前は頭の形がいい」と褒められた記憶があって、それは唯一と思える褒められた記憶であって、だからここで丸刈りになった自分の頭を見ても、むしろ誇らしいとすら思える。そんなことで、とはわかっているが、それはそれである。
今日から自弁新聞。読売から朝日へ。夕刊もあってセレブな気分を味わえる。
だが、色狂いが発症しており、高校球児の太ももとか大谷翔平の二刀流とか言う文字にムラムラしてしまう。
終日、やさぐれながらも、ピンクに色づく…春ですね。
田辺聖子/感傷旅行
田辺聖子って女もだけど、男の描き方がめちゃくちゃうまいんですね。
ヒロシって名前の男ってだいたいいつも振り回されてるのはこの時代からなんだなあ。