暑中お見舞い申し上げます。
この手紙いつ発信できるか定かではないのですが (ボクは手紙を書く友達が多いから)、暑さが少しでも残っているうちに届けられればいいんだけれど…
先日、塚本さんからのハガキにaktaのイベントで見知らぬ女性からボクのことについて話しかけられたと書いてあって、村崎さんの顔がパッと浮かび、ペンを取った次第です。(その女って村崎さんじゃないですか?)
こう書いてしまうとなんだかたまたま頭に浮かんだ風に伝わりそうなんですが、それは事実ではありません。村崎さんのことは結構というかいつも思っています。なんたって新明解!しかも第八版。手に取るたびに思っています。
新しい辞書っていいですよね。山火事の匂いがする。ラッシュをかぐように大きく吸い込んで毎回くらくらしています。とにかくヘビーユーザーです。(ちなみに「ラッシュ」をひいてみると「混雑。慌ただしさ」と解説されていた)。手垢がつかぬよう丁寧に扱っています。が、角がはげたりビニールが破けたり愛されるビンテージへ進化中です。
9月1日の早めの誕生日プレゼントとしてしかと感謝。本当にありがとうございました。
辞書がどうしても、どうしても欲しくて…欲しくて…欲しかったんです。
実は実家の方に送って欲しいと頼んだんですが、結果はノーレスポンス。ミッションインポッシブル。どうしたものかとプランB。熟考の末、白羽の矢は村崎さんに。成し遂げることができました。ブレスユー。
つまり村崎さんは親代わりです。セカンドのマザーです。40代の息子を持つ母としては若い方ですね。
母といえば、この度はご愁傷で…大変だったかと思います。
なんと言っていいのか言葉が続かない。
なので自分の身内の話をします。
前回の収監中、ボクは祖父を亡くしました。祖父の死を知ったのは出所した後でした。それを聞いたボクは「なんで教えてくれなかったんだ」と父親に詰め寄りました。父親は「言っても仕方ないだろう」と一言で一蹴しました。このやりとりだけでコトをおさめようとする親、とおさめてしまうボク。我が家のスタイルと言って仕舞えばそれまでですが、かつての情動教育不全の名残が垣間見られます。
今回もここにいる間、冠婚葬祭、我が家にまつわるエトセトラはきっと知らされることはないんだろうなあ。
アクセシビリティの障壁になす術もない日々です。
なんにせよ、村崎さんも気を落とさずお過ごしください。年賀は控えます。
娑婆ではギブアップして読みきれなかったやつもここではすいすい読める現象。