手紙を書き終え発信日を待っていたら新たに二冊の差し入れが届きました。重ね重ねのありがとうを込めて一枚追伸いたします。
「まとまらない言葉を生きる」はいちいちに全部頷けました。マイルドな武田砂鉄だなあと。こういう本がちゃんと重版になっていることは救いに思えます。
「一万年の旅路」は今週末に読みます。もうアメリカには行けない身の上なので前のめりに楽しみです。原題は「THE WALKING PEOPLE」って言うんですね。ボクも本日から完全二足歩行です。と言うのも…5月にアキレス腱を切ってしまいずっと松葉杖だったんです。ひとまず腱は戻り再断裂のリスクははらみつつも歩くのは大丈夫との診断。また夜回りはできそうです。
運動時間中、グランドでのウォーキングに付き合ってくれる20代の若者が「淘汰さん。自分渋谷でスカウトやってたんすけど出たら一緒にやりましょうよ」と誘ってくれるんですが…松葉杖のスカウトマンってアバンギャルドすぎやしないか。ってかこの子オレのこといったいいくつだと思っているんだろう。「夜回り一緒にやろうぜ」とは誘い返せず…そんな回復を生きる8月22日、残暑です。
ポーラ・アンダーウッド/一万年の旅路
ワンピースみたいだなあと思った。ワンピース読んだことないけど。聖書みたいだなあとも思った。聖書だって読んだことないけど。
7世代後の子供たちのためにできることはなんだろう。そんなことを考えながら生きた一万年前の先人たち。在命中に成果を上げられないことは残念でなく希望なんだと思えた。