来し方を眺むれば、かつて夏といえば、海、酒、男の裸…即物的、現実的、具体的なことだけがボクを満たし前に進めてくれていた。
ここにきてやることのない連休。
冷房のない環境。
八王子でも、府中でも学んだはずだったのに。退屈な時間のデジャブ。
済ませたはずの課題のやり直し。
蟄居の休みは自分しかいなくて困る。もてあます。
本を読む姿勢は熱がこもる。ページに滴る汗。チリ紙を使うのも勿体無いしなあ。
ああ、汗で汗を洗う毎日はもううんざりだ。
本、本、本の日々。
恋愛小説ってゲップが出る。この5連休、8冊の本で凌ぐ予定だったが、残りはピンチョン一冊。
手塚治虫/華麗なるロックホーム
ロックってセクシーなんだよね。タイプだ。