収監ダイアリー

虚栄心、自己治療、責務、手段、自己実現。晒す限りは活かしたい。

2022年3月14日

丸美屋ののりたま。

決して嫌いではない。むしろ好きだ。

小学校の時の授業参観日。「お母さんが作ってくれる料理で何が好きですか?」と先生に尋ねられ、ボクは「のりたま」と答えるくらい(そして後から叱られるくらい)好物だったんだけど…だけど麦飯には合わない。

刑務所といえば麦飯。麦飯といえば刑務所。(正しくは拘置所であるが)。

刑務所がどこも麦飯なのはどうしてなんだろう。

麦飯には食物繊維が豊富に含まれており、野菜のあまりでない刑務所メニューには勝手がいいから。

あと白米みたく食器にベタベタつかないので洗いやすいってのも理由な気がする。

こんな麦と刑務所について考えていたら、そのうち麦くさい体になるんだろうなあ。

今日は月曜。月曜の夕食はカレー。カレーに励まされる収監5日目の夜だった。

 

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カズオ・イシグロ日の名残り

全てを信じ委ねる。それを誇りとする。そんな鈍感だか麻痺だかようわからんような生き方は嫌だった。というか意味がわからなかった。

もっと選んで進んでいく。そこだけに価値をおいてやってきた。

NAなんかの自助グループの思想にどっぷりハマれないのはそうゆうわけだった。